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肌にうるおい成分を与える美肌菌
今世間で大変人気な「美肌菌」。
「美肌菌」は、皮膚常在菌の一種で、表皮ブドウ球菌とも呼ばれています。
美肌菌は保湿効果のある成分「グリセリン」を生成してくれて、肌がうるおって美肌になるとよく言われています。
また、美肌菌は肌のキメを改善してくれて、美白にも貢献してくれるんです。
今、話題になっている「美肌菌」についてもう少し詳しく見てみましょう。
美肌菌(表皮ブドウ球菌)は皮膚のどこに住んでいるの?
皮膚常在菌である美肌菌(表皮ブドウ球菌)は肌の表面から0.02mm未満の角質層に生息しています。
下図は人の皮膚の断面図です。人の皮膚は、1枚の単純な構造ではなく、複数の異なる役割を持った層からなっています。美肌菌は、皮膚の一番表面の角質層に住んでいます。
美肌菌は皮膚の一番表面の角質層に生息しているため、洗顔で簡単に洗い流されてしまいます。
美肌菌が住んでいる角質層 0.02mmってどのぐらい薄いの?
美肌菌が住んでいる角質層”0.02mm”と言われてもピンと来る人は少ないかもしれませんね。
では、身近なものと比較してみましょう。
髪の毛1本の太さはどれくらいなのかを見てみましょう。 髪の毛の太さには個人差があります。 太い毛で 0.1mm、細いもので0.06mm程度です。 約0.08mm前後が平均的な太さということになるでしょう。
髪の毛の太さの平均は、0.08mmで、美肌菌が住んでいる角質層の薄さは0.02mmだということは、
髪の毛よりも4分の1薄いところに美肌菌が住んでいるということです。
美肌菌は肌への刺激で簡単に取れてしまいますよ!
美肌菌は、髪の毛よりも4分の1薄いところに住んでいるのです。
髪の毛よりも4分の1も薄い角質層は、実は軽微な摩擦でもすぐに傷ついてしまうのです。
ちょっと顔をかすっただけでもその0.02mmの角質層が剥がれてしまいます。
美肌菌を守るにはどうすれば良いか?
① 美肌菌を守るために顔をこすらないで!
美肌菌を守るために絶対に顔をこすらないでください。
顔をこすると、あなたが気づかないうちに、皮膚の表面に傷ができてしまうのです。
もちろん、美肌菌もこすられてなくなってしまうのです。
顔をこするだけではなくて、顔を触るのも極力避けたほうが良いですよ。
② 徹底的に泡洗顔にこだわってください!
美肌菌を守るためには、徹底的に泡洗顔にこだわってください。
洗顔時に顔をゴシゴシ削ってはだめです。
洗顔ブラシを使うのはもってのほか!
泡石鹸を使うか、泡立てネットでたくさんの泡を立ててから泡だけで顔を優しく洗顔してください。
美肌菌を守れる泡洗顔のやり方については世の中にたくさんのサイトで説明されているので、本サイトではあえて説明しません。
③ 美肌菌を守るためにタオルで顔を拭くときも注意を!
美肌菌を守るためにタオルで顔を拭くときもこすらないように注意してください。
手で軽く肌をこすっただけでも美肌菌が剥がれてしまうことをさっき説明しましたね。
タオルで顔を拭くのは、手で顔をこするより何倍も摩擦力が強いのです。
だから、タオルで顔を拭くときは、絶対に顔の皮膚をこすっては絶対にだめです
タオルを優しく肌に押し付けるように水分を吸い取るだけで良いのです!!!
<まとめ>
- 美肌菌は角質層の0.02mmのところに住んでいる。
- 角質層の0.02mmは髪の毛より1/4も薄いところなのです。
- 手で軽く顔をこすっただけでも角質層が剥がれてしまいます。
- 洗顔は絶てい的に泡洗顔にこだわってください。
- タオルで顔を拭くときも優しく肌にタオルを当てて水分を吸い取るだけで良いのです。