美肌菌は人の肌に生息している皮膚常在菌であり、生き物です。
この美肌菌を増やすには3つの方法があります。育菌2種類と補菌による美肌菌を戻す方法です。
①菌をそもそも減らさない。(自分の菌を育てて増やす=育菌)
②菌に栄養を与える。(自分の菌を育てて増やす=育菌)
③菌をバイオテクノロジーの力で培養して肌に戻す。(菌を補う=補菌)
美肌菌を増やす3つの方法は、それぞれについて長所と短所があります。
目次
①菌をそもそも減らさない。(自分の菌を育てて増やす=育菌)
石鹸で洗顔するだけで、美肌菌は80%も減ってしまいます。美肌菌が元の量に戻るには12時間はかかります。ですので、過剰な洗顔は禁物です。
洗顔によって美肌菌がどのように減っていくかについて詳細に実験した結果は、下記の記事で投稿しているので、興味があったら読んでみてくださいね。
肌荒れを改善するには?洗顔回数を減らすだけで美肌菌が増えて肌荒れが治った方法・実際の体験談。
美肌菌にとって、26~37℃が至適温度です。部屋の温度をこの温度に保つことで美肌菌が育ちやすくなります。冬は気温が低いので、美肌菌があまり育たないのも、冬に肌荒れしやすい原因の一つではないでしょうか。
②菌に栄養を与える。(自分の菌を育てて増やす=育菌)
美肌菌はグルコオリゴ糖など特定の栄養素を与えると増えやすい事が分かっています。
また、美肌菌は塩分を好むことがわかっているので、適切に汗を書くことで、汗に含まれる塩分が美肌菌の餌となり、美肌菌が増えやすくなります。
また、美肌菌は塩を好む菌です。美肌菌を育てるには、適切な塩分が必要なのです。
運動をして汗をかくと、汗には塩分が含まれるので、美肌菌が大変育ちやすいです。
よく運動するアスリートは、何もつけていないのに肌がきれいな人が多いと思ったことありませんか?
それは、汗によって美肌菌がよく育っているからなんです。
③菌をバイオテクノロジーの力で培養して肌に戻す。(菌を補う=補菌)
もともと菌が少ない人は、上記の①②の方法だと美肌菌がほとんど増えません。
その場合は、バイオテクノロジーの力で培養した美肌菌を肌に戻すことが最短で最良の方法です。
これを美肌菌を行う(補菌)と呼びます。
美肌菌の培養は高度な技術を要するため、大変貴重で価格が高くなってしまいます。
補菌をするには、自分の菌を採取して培養して戻すことです。自分の菌を採取して、専門の施設に送って、大量に培養してから自分の肌に塗布するのです。この方法は、1つ1つの培養を手作りで行うため、非常に価格が高く、最低半年からの利用で60万円~100万円ほどしてしまいます。
結局どの方法が美肌菌を増やすのに一番良いの?
時間がある人なら①と②の方法がベスト
①菌をそもそも減らさない。(自分の菌を育てて増やす=育菌)
②菌に栄養を与える。(自分の菌を育てて増やす=育菌)
の2つの方法は、時間がかかります。
部屋の温度と湿度を美肌菌が育ちやすい状態に保って、日々のスキンケアで菌を減らさないようにしなければなりません。
また、お金がまったくかからないわけでもないです。育菌をするためには、育菌成分が入っている化粧水を使わなければなりません。防腐剤やエタノールが入っている成分を避ける必要があります。
一般的に、スキンケア製品は高級になればなるほど育菌成分が多く入っていると言われます。
さらに、適切に運動をして汗をかくことが欠かせません。
美肌菌を増やすにはそれなりの努力が必要です。
お金があって時間を掛けたくない人は③の方法がベスト
お金があって時間を掛けたくない人は絶対に
③菌をバイオテクノロジーの力で培養して肌に戻す。(菌を補う=補菌)
の方法を選ぶべきです。
生きた美肌菌を購入して、肌に塗るだけで美肌菌を増やせてしまいます。
これこそが、最先端のバイオテクノロジーによる恩恵です。
また、人によってはもともと肌に美肌菌がほとんど生息していない場合があります。(特に敏感肌の人はこの傾向が強い)
そのような人は、最初は必ず③の方法を取る必要があります。
まずは、③の方法で美肌菌を少し増やしてから、①②の方法に切り替えて育菌していくのが良いかもしれません。
<まとめ>
- 美肌菌を増やす方法は3つある。
- 自分で菌を減らさないようにし、菌が育ちやすいようにスキンケアする方法は、時間がかかる。
- お金があって時間を掛けたくない人は、生きた美肌菌を買って補菌すれば、もっとも楽にたくさんの美肌菌を増やすことができる。