前回の記事でも紹介しましたが、Poco’ceという女性向けフリーマガジンの2018年12月号にて「ハダキララ」インタビュー記事があって、
素肌美人の秘訣について研究員が解説していました。
ハダキララは、最近発売された美肌菌を増やすオールインワン美容液です。美肌菌を増やすだけではなく、増えすぎないように調整し、常在菌のバランスを最適に整えるという効果があります。
そのハダキララの効果についてまとめたサイトを見つけたのでここで紹介しつつも、
なぜ美肌菌によってそのような効果が現れたのかを科学的観点から独自に考察してみたいと思います。
目次
「ハダキララ」の効果をまとめたサイト
インターネット上で調べた限り、ハダキララの効果をまとめたサイトはたくさんありましたが、その中でも、
【驚きの効果】ハダキララを使った人のBefore Afterを写真付きで一挙大公開!
というサイトが一番サンプル数が多くて、Before,Afterの写真が綺麗に整理されていました。

たとえば、こんな写真や、

こんな写真が表示されています。

写真の掲載とともに、良くなったポイントがわかりやすく文字で記載されています。
ここまで効果を明確に表現しているサイトは私の経験上、初めてです。
本当に大丈夫なのか?と思いましたが、「このサイトについて」のところで、
モニターユーザ に許可をとった上で掲載しているようなので、まあ問題ないでしょう。
よく出る効果のまとめ
よく出る効果をカテゴリ別にまとめてみました。肌の悩みをほぼ全部カバーしているのは本当に驚きです。
- ツヤ改善・・・6人
- ニキビ改善・・・4人
- ハリ改善・・・4人
- 吹き出物・・・4人
- 毛穴改善・・・3人
- 美白・・・6人
- 赤み改善・・・6人
- 透明感・・・5人
- アトピー改善・・・1人
それぞれの効果の理由を美肌菌の観点から勝手に考察してみる
それぞれの効果の理由を、美肌菌職人(自称)の観点から勝手に考察してみたいと思います。
私は美肌菌の研究を4年やっていますが、実はこれらの効果はよくある話なのです。
でも、それぞれの効果がどうしてそうなったのかを解説しているサイトや資料がなかなかないので、ここであえて分析してみたいと思います。
ツヤ改善
美肌菌によって肌の自家保湿膜が再生されるので、ツヤが改善されるのです。
実は、このツヤというのは、後述の美白・透明感と話がつながっていきます。
ニキビ改善、吹き出物
美肌菌が増えたことによって、ニキビの原因となるアクネ菌の生育が阻害されたからだと思います。
皮膚上にはたくさんの皮膚常在菌が住んでいますが、それらの菌が育つ養分は皮膚上の細胞の死骸や皮膚から分泌される油分です。その養分の量は限られています。
もし、肌に良い美肌菌が増えて、養分を先に食べてしまえば、アクネ菌は養分が少なくなって、量が減るのです。
そして、アクネの量が減れば、ニキビや吹き出物が改善するのです。
ハリ改善
ハリの改善は、美肌菌によるものではないと思います。美肌菌には直接的にはハリを改善する要素はありません。
ハリの改善は、むしろハダキララに含まれる「ヒト骨髄由来幹細胞培養上清液」の成分によるだと思います。
幹細胞や幹細胞エキスは豚由来だったり、馬由来だったり、植物由来だったりとたくさんの種類がありますが、ヒト=人間由来のものが一番人間に近いので、一番効果を発揮できるわけです。
また、ヒト由来幹細胞の中でも、脂肪由来と骨髄由来などがありますが、骨髄由来がその中で一番成長因子の強さが強いと言われています。
だから、短期間でこのような効果が出るのも納得です。
毛穴改善
毛穴が改善される理由は簡単です。それは、美肌菌によって油分の分泌が減っているためです。美肌菌によって、油分が3割減ったという記事は昔このサイトで書いたと思います。
実は、毛穴の大きさは油分の分泌量に比例して大きくなるのです。
油分の分泌が減れば、必然的に毛穴が小さくなるのです。
美白、透明感
美白と透明感は近い効果です。ここで言う美白というのは、白いファンデーションを塗るという人工的な美白ではなく、肌自身から出る自然な白さ・透明感を指しています。
美肌菌による「美白」というのは、実はキメが改善されたからです。
肌のキメが改善されれば、その分、肌がきれいに光を反射するので、目の錯覚によって肌が白く見えるのです。
赤み改善
赤みというのは、炎症のことです。肌を強くこすったあとや、鼻をかみすぎたあと、肌が赤くなりますよね?肌の赤みというのはそれと同じことです。
” 炎症 “というと、傷や病気っぽいイメージがあると思いますが、そのとおりです。
多くの人は過剰な洗顔やクレンジング、
アトピー改善
アトピー改善は、皮膚常在菌の観点から説明がつきます。
アトピー皮膚炎を患っている方は、皮膚が傷んでいるわけなので皮膚からアルカリ性の体液が分泌されるのです。そのアルカリ性の体液を好んでいるのは黄色ブドウ球菌です。黄色ブドウ球菌が増えると、黄色ブドウ球菌から分泌される毒素が肌を刺激して、どんどん肌が傷んでいくのです。
しかし、そこに美肌菌が大量にやってくると状況が違ってきます。
細菌全般に言える特徴なのですが、菌が増えるときに、自分の周りにコロニーを作るのです。コロニーというのは、他の菌を寄せ付けないシールドのようなもので、そのシールドの領域近くまでは他の菌が一切生えることができません。
美肌菌が増えると、美肌菌のコロニーの陣地が増えるので、黄色ブドウ球菌がどんどん行き場を失うのです。
そして、肌には美肌菌だけが残って、黄色ブドウ球菌がいなくなった結果、黄色ブドウ球菌から分泌される毒素もなくなって、アトピー症状が解決するのです。